\ Fashion crossover London さんからインタビューを受けました /

Written by takahashiayami

 ハーパースバザー(イギリス)の4月号で取り上げられたL’ANITのブランド背景についてインタビューしたいと連絡がありました。^^
日本語訳は文末にあります。
是非、ご覧になって見てください。^^

→記事はコチラ

Q1.あなたのデザインを通して共有したいビジョンは?

 ラニットは「ファンシーアンドファンキーなニットでハッピーを」をモットーに、ニット製品作りとファッションプロジェクトを行なっています。自分が幼い頃から惹かれてきた、レトロで懐かしい思い出が蘇るような色合いやヴィジュアルをどこかに匂わせるようなデザインにしています。

Q2.あなたのプロフェッショナルバックグラウンドは?

 アパレルメーカー、ニット工場勤務、ファンシーヤーンづくりの後、エスモードジャポン東京校にあったA.M.I(ヤマガタヨシカズさん、サカベミキオさんが講師)でデザインを学びました。
その後、手編みと機械編みの違いを活貸したユニセックスニットブランドを始めました。

Q3.どうしてデザイナーになろうと決めたか?

 ファッションでも、これまでにないモノやコトの組み合わせによって、新しい価値観や視点を作ることができます。
ラニットはクリエーションのヒントになっている「レトロなもの」がたくさんある田舎に拠点を置き、田舎と都会の間を行き来しています。
素敵なものが眠る田舎は、少子高齢化が進み、活気がなくなっています。
しかし、外部との連携によっていくらでも可能性はあると考えています。そこで私は、あらゆる価値観や性格の人が経由できるような、外に開かれた場所(ハブのような)場所を、ファッションを通じて作ろうと思い、ブランドを立ち上げました。

Q4.デザイナーとしてのあなたの役割は?

 ハブを通して出会う様々な性格の同志と語り合い、挑戦できる場所を無くさないように、都会と地方の中庸とはどのようなものか意識しながら発信し続けること。

Q5.ブランドがオーディエンスにどのようにみられたいと願っているか?

 見る人の先入観によって価値の無いと思っていたものや、似合うはずが無いと思っていたものを、思わず手にとって見たくなるヒントがあるブランドだ、と感じてもらえるようになりたい。
人は、物事を好き嫌いだけで判断しがちです。
「違和感」を感じた場合は、拒否するのではなく、
「どういう考えや経緯でこのような形に至ったのか」など、想像を巡らせたり、質問して「相手を知る」ことがとても大切だと考えています。
あらゆる視点の人と関わることが経験値や可能性を広げると信じているからです。

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Words by Katarzyna Korcz
Translated by Keiko Kohata

#Harper’s Bazaar #HarpersBazaar #LANIT #Fashioncrossoverlondon

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