ラニット村(フィリピン)でのラニットワークショップ

Written by takahashiayami

 



今年の初め、インターネットで現地法人LOOBさんの
文章の中にラニット村という文字があるのを偶然発見しました。

LOOB代表の幸恵さんに連絡をすると、
現地の方と作るオリジナルバックを完成させるために
取っ手部分やデザインのアドバイスが欲しいということでした。

たまたまラニットでは
オリジナル糸で取っ手を作っているところだったので、
まず現地に行って、
現地に根付く素材と、ラニットオリジナル糸を使って、
自分たちが楽しめるワークショップをしようと決めました。

私はいつも、オリジナル製品を生み出すには、
自分たちが楽しむことが大切だと感じているからです。

 LOOBオフィス兼シェアハウスでは、
勉強したくてもできない子供たちをサポートしたいという
若い日本人2人と、フィリピン人数名に挨拶をし、
ラニット村に根づく素材「ニト」で作られた製品を見た後に、
ワークショップではニトのリングを使うことに決めました。

ゆうじくんが、ワークショップ前夜に、
段取りと楽しくなるフレーズを一生懸命に考えてくれました💛

‘ Ati knit Nito in Lanit ,Ayami knits a brand knit called L’anit. ‘
「アティ族はラニットでニトを編み、彩水はラニットというニットブランドでニットを編む」

アティの人たちも、このフレーズを聞いてとても喜んでいました。



私は、ワークショップ当日初めてアティの人たちに会い、
「タッセルや花の色がもっと沢山あれば、もっと良いものが作れる」
「色々な素材を組み合わせるのが楽しい」
と言いながらスピーディーに組み合わせる姿を見て、
アティの人たちはとても創作意欲がとても高いと感じました。

私が色や素材を組み合わせる機会をつくれば、
アティの人たちの可能性を広げられるかもしれない、
そんな風に感じました。

そして、アティによるニットのカゴバックと、
ラニットオリジナルの取っ手と、
ちょっとした装飾を試しに組み合わせて見ました。


アティのバッグは、メインになる横方向のニトと、
メインのニトをつなぎ合わせるニトから成っています。
私は、アティの人たちにメインになるニトのみを
ラニットの硬いオリジナル糸に変えた試作をお願いしました。
ラニットにしか出来ない方法でアティとLOOBさんの製品を
サポート出来たらなと、思います。💛

Jessa, Cecil, Tina, Irene, 私の拙い英語をヒリガイノン語に訳してくれて、様々な場所を案内してくれてありがとう。
5日間のとても短い滞在でしたが、
幸恵さん、ゆうじくん、たくやくん、出会ったみなさん、
素敵な時間をありがとう。



 

 

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